基地局

無線基地局Base station

MITSUHA水田センサーを利用するためには、
無線基地局の設置が必要です。

基地局の設定はIIJが全て行った上でお届けします。
設置して電源を接続するだけで、すぐにご利用いただけます。
センサー追加の設定変更も遠隔でご支援。
手間をかけずに運用できます。

電波性能Performance

通信可能エリアは1~10km程度で、
基地局の設置条件によって変わります。

中山間地など、地形の陰になるところが多い場所や建物の密集地では
極端に通信性能が劣化します。

※ソーラー基地局の通信距離は平たんな場所で最大1~5Km程度です。

電波性能が良くなる条件

  • 見通しが良いこと
  • アンテナが高い場所に設置されていること

通信性能の目安

※水田センサーLP-01での通信距離です。ほかのデバイスでは短くなる場合があります。

  • 事務所や自宅などの室内に設置した場合
    ~1km程度
  • 屋外に設置し(高さ3m程度)
    1〜5km程度
  • 展望台、山の頂上(高さ250~300m程度)
    5~10km程度
  • 公共施設屋上(高さ20m程度)
    5km程度

電波測定Measurement

PCやスマートフォン、インターネット環境がない現場でも測定可能。

  • 機器設置場所確定のためにLoRaWAN®の通信試験をご希望の場合は、簡易測定機器を無償で貸し出します。
  • 特に大規模な設置場所、複数のフロアを跨ぐ、建屋が複数ある等の環境で設置をご検討いただく場合は、事前の通信試験を推奨しています。

ソーラー基地局
DIYパッケージSolar panel

農地や山間部など、電源の取得が困難な場所でLoRaWAN®を利用するために
ソーラーパネルで稼働する無線基地局のパッケージを販売しています。

圃場脇用

最もオーソドックスなパッケージ。1m程度の洪水や積雪に対応可能。

空地用

地盤が固い場所でも短時間・少人数で設置可能。

屋上用

低層の建物屋上に杭打ちなしで設置可能。屋外アンテナ採用で高い通信性能を確保。

斜面用

南向き斜面に設置可能。平坦な場所が確保できない場合に対応。

※本製品はIIJが提供するLoRaWAN®無線基地局「TLG3901BLV2」と株式会社カウスメディアの提供する「LoRaWAN®ソーラー基地局DIYパッケージ」を組み合わせて構築します。
※単管パイプ類は別売のため、ホームセンターなどでご購入ください。

水田水管理以外にも
いろいろな用途で活躍Other uses

LPWA基地局は、自治体運用も可能で複数農家でシェアすることも!
水田水管理以外に、鳥獣害対策や用水路監視、ハウス管理、ため池管理にも利用できます。
こんなことに使ってみたいなど、是非ご相談ください。